3月11日 午後2時46分に発生したM9.0 最大震度7の東北地方太平洋沖地震は各地に甚大な被害を及ぼし、凄まじい爪痕を残しました。
前日から仙台に行くか、郡山に行くか悩んでいた俺、高速の入り口で何となく郡山行きを決め郡山に向かって買い物をしての帰宅途中・・・飯坂IC数キロ手前で、何か車揺れた?強風?と最初は分からなかったけど、あまりの揺れにハザードを点けて停車。
前方の車も同様にハザードを点け停車・・・周りを見ると高速は波打ち、横の壁も波打つ、車も大きく横に揺れ少し弾んでいるように感じやっと地震だという事に気付いた。
すぐに家族の事が頭に浮かび、余りの恐怖と不安で涙が止まらなかった・・・物凄く長く感じた大きな揺れが少し収まった時にテレビをつけ、現在地で震度6強の地震でが起こった事に気付き、すぐに保育園に電話したが通じない、嫁に電話しても通じない、母親に電話しても通じない、子供達、家族が心配で心配で不安で不安で涙があふれ出したが帰宅を決意し、余震が収まらない中、飯坂ICまでどうにか走って栗子峠を越え真っ先に子供達の保育園へ向かった。
保育園に着くと担任の先生から嫁が迎えに来て子供達を連れて帰ってくれたと聞き少し安心し帰宅した。
帰宅してテレビを見ると、大津波や火災で目を覆いたくなる様な光景、そして原発停止の情報・・・家族と連絡が付かず安否が分からずに泣き崩れる方・・・もう見ていられなかった。
自分が無事だったから、家族が無事だったから良かったなどと喜ぶ事は出来ない、被災した方の事を考えるとそんな事到底思えない。
自分の出来る事を考え、出来るだけの事を最大限にやって行こうと思います。
未だ安否確認出来ていない方のご無事を、災害で亡くなられた方のご冥福を、心からお祈りいたします。
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